学生が主体となり活動する、地方特化型学生団体を目指して。

"学生団体YGP"2017年度代表

吉村公介

私は高校2年生(2014年〜2015年)の夏にフィンランド留学をしました。フィンランドの教育は日本と根本的に異なり、生徒が自主的に授業に参加することが前提で授業が進められていました。そのようなアクティブラーニング的教育を受け、帰国した私はリバースカルチャーショックに陥ったのです。

 

留学後に感じたことは、「せっかく海外で得てきた言語を使う場所や、留学体験をだれかに共有する場所がほとんど無かった」ということでした。そこで私が通う山梨学院高等学校に新ESS部を設立、当初部員は私一人だけだったが、現在では40人まで部員が増え、今後さらなる成長を目指す、活発な文化部へと成長することができました。

 

さらに北欧教育で培った「生徒が主体的に発言し、行動していく」という理念に基づき、ESS部でも生徒がボランティア企画などを考え、着実に実行していく制度を活用しました。その結果がホームページに掲載されている「熊本震災募金活動」、「世界支援プロジェクト:シリアアレッポ石鹸企画」等々です。

 

これらの活動を行い、部員と共に気づいたことは生徒自らが企画し、実行することの大切さでした。そして、この活動を山梨学院高等学校だけでなく、山梨県全体の高校生、大学生を含んだ ” 学生( GAKUSEI ) ”が行う事により、さらに活気付いた地域貢献の可能性を信じて、今現在皆様に謁見していただいているWebページを作成した次第であります。

 

この活動を経て、私は山梨の学生が主体となり、文部科学省が掲げる「地域創生」の第一歩をこの山梨から生み出して行こうと考え、今後とも活動をしていきたいと考えています。

沢山の方々の応援を背に今後も日々精進していきます。

 

どうぞ宜しくお願い致します!

 

"学生団体 Yamanashi Global Pioneers"

2017年度代表:吉村公介